がんばるお嬢様。

愛犬の闘病記録。腎不全・膵炎・痙攣・気管支炎・膝蓋骨脱臼・薬剤耐性菌・膀胱炎など。手作り療法食でがんばりました。

18.9.7 病気のわんこと一緒に災害を考える。

北海道での地震、それに伴う停電において、被災されました方、また、不自由な中お過ごしの皆様にお見舞い申し上げます。
そして、台風21号の被害に遭われました方もお見舞い申し上げます。
不安な時間をお過ごしの皆様が、1日も早く、日常を取り戻せますように。

 

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嬢:やっといつもにもどった〜。
ほんと、そうだよね。
お嬢、とっても頑張ってくれたよね、よかった・・・。
ありがとね。

18.9.4 台風21号が近畿圏を直撃しました。
我が家は現在の住まいも、元の自宅も関西圏です。
当日、14時過ぎ、停電しました。復旧は翌日の17時頃でしたでしょうか。
実に24時間以上の停電。私は初めての経験でした。


報道等で注意喚起が多くなされていたので、飲料水や数日分の食料等は仕入れていました。
停電後、復旧を待ちながら過ごしましたが、暗くなる頃になっても復旧の気配はなく、ローソクと懐中電灯を使い、夜間帯に突入。
ガスは大丈夫だったので、コンロの調理が可能だったので、お嬢にも普段と同じ食事を出し、私たちも停電前に炊いておいたごはんに、魚の開きを焼いて、レトルトパックのお惣菜でごはんをすませました。
その洗い物をした後、水道も止まりました。マンションですので、水は一旦タンクに電気を使ったポンプで貯水され、それらが各家庭に引き込まれます。
ですので、電気が止まれば、水道もいずれ使えなくなるのです。

当日、日中は停電後も27度〜28度までの室温で維持でき、風が少し治り、雨が止んだ後は窓を開ければ風が抜けたこともあり、お嬢はなんとか熱中症や脱水の症状は見られず経過していました。
ですが、冷蔵庫と冷凍庫が停電の為停止。
お嬢のごはんは小分けにして冷凍したものを、前日に冷蔵庫に写して利用します。
数種類を組み合わせていますが、それぞれ一度に1ヶ月前後分くらいを作ります。
これが全滅すると、一気に数種類を作らなければなりません。
調理自体はそれほど難しくはないですが、小分けや下処理など、案外時間がかかるので、一度に全てのものを揃えるのはかなり大変。
しかも、公共交通機関は止まり、高速も通行止め。一般道も飛来物や倒木、車の横転などで普通に通行できる状態ではないので、物流が即復活することも考えにくい。
数日を手作りで乗り切ることはできなくはないのですが、生活自体が普通でないなかでは食料の調達もままならない。
時間が過ぎる中で、我が家ではお嬢のごはんのストックをどうすればいいか、翌日の天気予報も晴れだったため、エアコンなしではお嬢はまずもたない。
この二つがとにかく悩みのタネとなりました。

そして、もう一つ。
点滴の輸液パックの温めです。
点滴の際、人肌ほどに輸液を電子レンジで温めているので、そちらも不可能。
でも、こちらはお湯をポットに溜めていたので、そちらを利用して温めることができました。(ガスは通っていたので、お湯を作れれば可能)
輸液パックをジップロックに入れ、それをフライパン等の口の広いものの中にお湯を入れて、返しながら手で温度を確かめました。

今回は、ありがたいことに友人宅がすぐ近くにあり、そちらが当日の深夜に電気が復旧し、すぐに私たちを呼んでくれ、冷凍保存の食材のも預かってくれると言ってくれました。
ここでお嬢の長期的なごはんの維持が可能になり、まず一安心。
あとはその日の過ごし方でした。
こちらも、元の自宅のご近所さんに連絡をすると、ライフラインは無事だと返答があり、明け方自宅へ移動し、エアコン稼働させて1日を過ごすことができました。

今回は、本当にラッキーだったと思います。
現住居の復旧も、同じマンションで連絡を取れる方がいて、その方に教えていただきました。
何より、我が家とお嬢の事情をよく知る友人宅がとても助けてくれました。
自宅の状況もご近所さんに聞けました。
いろんな方に助けていただき、ほんとうにありがたい思いでいっぱいです。

ですが、やはり、「こんなにひどいとは思わなかった」というのがいけない。
関西圏に関しては、台風の被害というのは全国の中ではかなり少ないのではないでしょうか。(西日本に限れば)
特に、大阪、阪神間(大阪ー神戸)のあたりは。
これは、阪神大震災の時もおそらく多くの方が思ったことではないでしょうか。
それまで関西圏は地震もさほど多くなかったのです。
震災を経験し、地震に対する事は皆さんかなり意識が高くなったと思います。私もそうです。ですが、台風がこれほどの猛威を振るうというのは、かなりのご高齢の方しか経験がないのではないでしょうか。少なくとも、私は初めての経験です。
停電するかもしれない、断水するかもしれない、でも、数時間程度、長くても半日ほどで復旧するだろう、とタカをくくっていました。
でも、実際開けてみれば、とても大きな被害です。
電力は関西電力管内となりますが、まず、関西電力の停電を把握するシステムがキャパシティーオーバーでダウンしました。
私たちも情報を拾えませんでしたが、それ以上に関西電力の方もどこが停電しているかがわからず探している、という話すら耳にしました。
被害範囲が広く、なにせ多過ぎる。
たとえ、システムダウンしなくとも、復旧にかかる時間はやはり相当だったでしょう。
実際、まだ復旧してないところもあるはずです。

天災を甘くみてはいけない、と思いました。
台風だけじゃない、地震だってまた増えていて、北海道の地震だって本当にひどい。
この国にいて、天災から免れることができる場所はない、と私は痛感しました。

人の備えもそうですが、老犬や病気のわんこを家族にもたれている方は特に注意が必要です。
食事制限がある、常に薬や治療が必要、という場合は本当に。
お嬢は食事制限、薬、点滴の3点。
薬と点滴は今回住居が無事だったので問題ありませんでしたが、必要な物を取り出せない場合はやはり想定したほうがいいのかもしれない。
ごはんも、レトルトやお湯を使ってできるもので対応できるものを組み合わせるなどできるように保管が利くものある程度おいておいた方がいいと思いました。
粗相した時の汚れを落とすものも必要だし。
持ち出せた今回は良かったけれど、と、本当に色々反省です。

ただねー、夏場のエアコンだけはどうにもできない。
冷蔵庫が止まってしばらくは開けなければ温度上昇は抑えられるので、その範囲で保冷剤を入れて入ればそれを回していくことは可能なんですが。(今回は保冷剤は使用しませんでした。温度上昇を極力抑えるため、ぎりぎりまで冷蔵庫を開けたくなかったのと、室温が比較的ましだったので)
それだって、長時間になれば冷凍庫すら保てなくて、保冷剤も意味がなくなる。
そして、こういう時はコンビニ等から氷なんかもなくなるんですよ。(まぁ、そちらも停電しちゃってるとどのみちダメですが)
これだけはある程度対応できても、どうにもできないのかなぁ、とか色々考えているんですけど・・・。(冬はどうにでもできるんですけどねぇ)

そして、台風当日、お嬢はほとんど寝ませんでした。
耳はほぼ聞こえないはずなんですが、やはり普段と違うと感じていたように思います。
車で自宅への移動中と、自宅で朝10時のご飯を食べたあと、やっと寝るようになりました、というか、そのあとは二日ほど食っちゃ寝るでしたが。

ちなみにお嬢の病院ですが、現在通院している病院は基本おやすみのない病院でしたが、今日確認すると、台風当日は停電のため、午後は急患のみの受付だったようです。
他の記載はなかったので、翌日からは通常診療だったようです、
そして、地元の病院は当日は元々の休診日。翌日は通常診察の予定だったようですが、夜診で行ってみたら、緊急手術で夜診は休診でした;;;
先生お一人の病院だと当然あることなんでしょうね。今までたまたまなかっただけで;;。

最後に、災害時で停電した場合、情報収集が特に困難です。
スマホのサイトもアクセスが多いせいか、読み込みに時間がかかり過ぎてしまいますし、タイムアップもあるし、何よりバッテリーを消耗してしまいます。
我が家は車でスマホタブレットは充電できるようにしていたし、最終テレビもラジオも車なら聞けるので、一時的に使うことも想定していましたが。
自宅はモバイルバッテリーもなし、電池や手動で聴けるラジオもなしで、とにかくなにがどうなっているのかの情報が全くわからず。
ご主人の転勤で関西を離れていた友人がくれるLINEの情報だけが頼りでした。
LINEはしっかり使用できました。(文字のやりとりに限るかも)
あとはやっぱりTwitterですねー。
長期化すると怪しい情報も多くなるのかもしれませんが、今回周辺情報を収集するにあたっては、私はかなり頼りにしました。(とはいえ、ピンポイントで思う情報は拾えなかったんですけどね;;)

今年、西日本はとても災害が多いです。
でも、こんなこともこれからは増えるのかもしれないな、とも思いました。

「備えあれば憂なし」なんていいますが、これはちがうなー(苦笑)
きっと、どれだけ備えたって、完璧なんてないと思う。
だって、何が起こるかなんて誰にも想像できない。それが災害じゃないのか、と。
それでも、備えないよりはずっといいし、備えて入れば助かる事は一つでも多くなる。
なら、やはりやるべきですよね。

災害に対する防災計画、お嬢のためにしっかり考えます。

今、被災されているかた、避難されているかた、停電中の方。
みなさまも、わんちゃんたちも、どうかどうかご無事でありますように。